ドーナッツフィルムのご紹介 (映画配給・字幕制作)

『快楽の園』 Il giardino delle delizie

1967年/イタリア/モノクロ・74分
監督・脚本:シルヴァーノ・アゴスティ
撮影:アルド・スカヴァルダ/ヴィットーリオ・ストラーロ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:モーリス・ロネ/イヴリン・スチュワート(イダ・ガッリ)/レア・マッサリ
公開当時、法的に離婚が認められていなかったイタリア。本作はカトリック色の濃厚な公権力から検閲され、20分程度カットされ、R18指定となった。個人 の自由と権力の椛との関係を一貫して追求するアゴスティが結婚という制度をテーマに据えたデビュー作。官頭の絵画はヒエロニムス・ボス『快楽の園』。

『天の高みへ』 Nel piu' alto dei cieli

1976年/イタリア/カラー・83分
監督・脚本:シルヴァーノ・アゴスティ
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
出演:リヴィオ・バルボ/エディー・ビアジェッティ/ジョルジョ・ボノーラ
北イタリアの田舎町にある病院の関係者たちがヴァチカンへ赴き、法王に謁見する。メンバーは、当時多くいたマルクシズムに傾倒するイエズス会神父、世渡り 上手の町の名士、地位に固執する地元在家カトリック組織の代表、医師、看護師、ろうあ者など14人。ヴァチカンで乗り込んだエレベーターの中で、事態は思 わぬ展開を迎え、悲劇が幕を開ける。「エンディングを観なければ、この映画は理解できない」とは監督の言葉。人間の「仮面」を意識させる怪作。

『クワルティエーレ~愛の渦』 Quartiere

1987年/イタリア/カラー・81分
監督・脚本:シルヴァーノ・アゴスティ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:パオラ・アゴスティ/ロレンツォ・ネグリ/ニーノ・マンゾーネ
ローマ市内、実際に監督の住む界隈で展開する4つの物語。人生の4つのステージである若年期、青年期、壮年期、老年期の物語が、それぞれ冬・秋・夏・春に 対応する。どれにも共通するのは、孤独であり、誰かしら、あるいは何かしらの不在だ。ドキュメンタリー作家でもあるアゴスティが、クロースアップを多用し た独特の映像美と想像力を駆使して、はみ出し者たちが生きた愛の現実を情感たっぷりに描く。「人間らしく生きていない」ことを自覚していない人たちに捧げ られている。

『カーネーションの卵』 Uova di garofano

1991年/イタリア/カラー・103分
監督・脚本:シルヴァーノ・アゴスティ
音楽:ダニエーレ・ヤコノ
出演:フェデリーコ・ザノーラ/ルー・カステル/アラン・キュニー
第2次大戦の終わり、北イタリアは未曽有の混乱を迎えていた。ローマから敗走しつつも未だ北部では勢力を 保っていたドイツ軍とファシスト。彼らに抵抗するパルチザン。シチリアから北上を続ける連合軍。幼少期に激動の時代を体験したアゴスティの自伝的作品。大 人になった少年の長いフラッシュパックとして物語が展開する。

『人間大砲』 L'uomo proiettile

1995年/イタリア/カラー・86分
監督・脚本・撮影・編集:シルヴァーノ・アゴスティ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ブルーノ・ウォルコヴィッチ/パオラ・アゴスティ/ジュリア・ボスキ

文明観、愛と嫉妬、映画へのオマージュがぎゅっと詰まった作品。「芸術としての映画」を発明したとされるジョ ルジュ・メリエス(1861-1938)に捧げられている。引用されている映画作品は以下の通り。タルコフスキー『鏡』、エイゼンシュテイン『イワン雷 帝』『アレクサンドル・ネフスキー』『ストライキ』、ウエルズ『審判』、ポンテコルヴォ『アルジェの戦い』、レッジョ『コヤニスカッツィ/平衡を失った世 界』、メリエス『トルコの死刑執行人』『マジック・ランタン』、ラング『メトロポリス』。

『ふたつめの影』 La seconda ombra

2000年/イタリア/カラー・84分
監督・原案・脚本・撮影・編集:シルヴァーノ・アゴスティ
音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
この映画は、精神医療の先進国イタリアの伝統的精神科医、フランコ・バザーリアに捧げられている。彼が現場 で感じた苦悩と喜び、その成果としての大いなる改革。患者たちと一緒に挑んだ精神病院の解体。この分野では後進国と言われる日本での上映が大きな意義を持 つことは間違いない。さまざまなエピソードに心を揺さぶられ、鑑賞後のカタルシスに酔いしれながら気付くのは、難しいのは新しい発想を持つことではなく、 古い観念を乗り越えること。この作品は、私たちに「乗り越える」勇気と強さを与えてくれる。

『シルヴァーノ・アゴスティ 見えないものを見る人』  Il senso del mistero

2003年/イタリア/カラー・30分
監督:パオロ・ブルナット
出演:シルヴァーノ・アゴスティ/ファビオ・ヴォーロ
ヴェネツィア映画祭ニュー・テリトリー部門正式出品
みずみずしい映像と小気味よい編集センスで今作を監督したブルナットは、イタリアの映画業界ではよく知られた人物で、1935年生まれの75歳。ドキュメ ンタリー、ルポルタージュ、実験映画など、これまでに長短含めて600本以上の作品を制作し、それらは27カ国で公開されている。1987年には坂本龍一 を被写体にした作品を撮るなど、日本への興味も持ち合わせている。

『ヴィヴァルディの四季』 Le quattro satagioni

2006年/イタリア/カラー・50分

監督:シルヴァーノ・アゴスティ

出演:ウート・ウーギ/ローマ交響楽団

イタリア最高峰のヴィアオリニストたるウート・ウーギが、ローマ交響楽団を率い、世界遺産アッシジのバジリカ大聖堂で演奏したアントニオ・ヴィヴァルディの『四季』。

日本でもおなじみのこの曲を彼がどう解釈するのか。そのリハーサルと本番の様子を、ジョットのフレスコ画やウンブリア地方の美しい田園風景の映像を挿みながら構成した50分の音楽映画。

『青い惑星』 Il pianeta azzurro

1982年/イタリア/カラー・90分
監督:フランコ・ピアーヴォリ 制作:シルヴァーノ・アゴスティ
同年のヴェネツィア映画祭でユネスコ賞や銀のリボン(ナストロ・ダルジェント、Nastro d'argento)新人監督賞をはじめとする複数の賞を獲得。1984年アカデミー賞ドキュメンタリー部門ノミネート。 北イタリアの農村を舞台にした一種のドキュメンタリーだが、一切のセリフを排し、自然の映像と音のみで一日の時間の経過と四季を同時に表現する独創的な編 集法を採用している。作品を観たベルナルド・ベルトルッチ(Bernardo Bertolucci)、アンドレイ・タルコフスキー、エルマンノ・オルミ(Ermanno Olmi)といった名匠が賛辞の声を寄せる。

『フィルムがない!』 Il caricatore

1996年/イタリア/95分/デジタル上映

 

監督・脚本・出演:エウジェニオ・カプッチョ

出演:マッシモ・ガウディオーゾ、ファビオ、ヌンツィアータ

音楽:ダニエーレ・セーペ

挿入曲:

"Ciento catene" A.Chiarazzo R.Ruocco, 歌手Maria Paris(冒頭の曲)、MP3販売先

”Sta miss ‘nciucio” M.Galdieri  M.De Angelis、歌手Maria Paris、MP3販売先

"Arriverci Roma" Renato Rascel、MP3販売先

 "Passione"  L.Bovio E.Tagliaferri, N.Valente

 

零細映画製作プロダクション「ボッチャ・フィルム」。ここは今、深刻な危機に陥っていた。たった一缶のフィルムしか手元になく、金策の当ても全くないのだ。責任者であるファビオは、今ここの状況を打開する傑作短編映画を撮るために、すべてを犠牲にする覚悟で立ち上がった。リアリズムの傾倒者マッシモ、アメリカ映画にご執心のエウジェニオを はじめとするファビオの仲間たちも巻き込んで、彼らはついに映画作りに取りかかるが、まず脚本作りからして難航し… 資金難、方向性の違い、生活に追われるメンバー。「ボッチャ・フィルム」は荒れ狂う創作の海へ泥舟で漕ぎ出してゆく。

『ただ彼女と眠りたかっただけなのに』 Volevo solo dormirle adosso

2004年/イタリア/96分/デジタル上映

 

監督:エウジェニオ・カップッチョ

脚本:マッシモ・ロッリ、アレッサンドロ・スピナーチ

音楽:フランチェスコ・チェラーズィ

出演:ジョルジョ・パソッティ、市川純

 

マルコ・プレッシは、ある多国籍企業の若きエリート社員。有能で同僚からの人望も篤い彼は、ある日フランス人上司ジャン=クロードに重要な任務を言い渡される。それは年末までの3ヶ月で従業員25人のリストラを断行することだった。目標を達成した暁には、十分な報酬と出世を約束するというのだが… 家族も恋人も職場での人間関係も省みず任務を断行するマルコは「首切り」の異名を頂戴し、ついに仲間達一人一人と「面談」を始める。そんな彼の前にカメルーン人の女が現れて…

『ふたつにひとつ』 Uno su due

2006年/イタリア/100分/デジタル上映/

監督:エウジェニオ・カプッチョ

脚本:エウジェニオ・カプッチョ、ファビオ・ヴォーロ、ミケーレ・ペッレグリーニ

音楽:フランチェスコ・チェラーズィ

出演:ファビオ・ヴォーロ、ニネット・ダヴォリ、ジュゼッペ・バッティストン

 

30歳のロレンツォは、友人パオロと弁護士事務所を経営しながら新規事業も手がけている。恋人シルヴィアとの関係も良好で、順調な人生を送っていた。ある日、ロレンツォは意識を失って病院に運ばれ、急遽、脳神経外科に検査入院することになる。それは晴天の霹靂だった。脳腫瘍の可能性に苛まれながらの入院生活の中、ロレンツォは同じ病室の孤独な老人・ジョヴァンニと親交を深めてゆく。検査結果も出ないまま一旦退院したロレンツォだったが、ハンディキャップを背負った彼を取り巻く状況は劇的に変化していくのだった。


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