(著) シルヴァーノ・アゴスティ (訳) 野村雅夫
出版:シーライトパブリッシング(2009年11月)
裁判官:法の力と正義を固く信じて生きてきた独身の男性裁判官。50歳の誕生日を迎えた朝を境に、過去の罪の影にさいなまれはじめる。 30年前の自分を追った先には…被害者:ある日エリート官僚のオフィスへ訪ねてきた探偵。これから起こる殺人事件の被害者に事情を聞きに来たという。エ
リート官僚が被害者となる理由は…殺人犯:身の回りの疎ましい人物の命を消し去ることのできる少年。証拠がなく疑われることのないまま国家権力の階段を上 りつめていく…人間が本質的に抱える矛盾、そこから生まれる罪のスガタは…イタリアの知られざる巨匠、作家・映画監督アゴスティ話題作。
(「BOOK」データベースより)
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